特開平6-222971

【発明の名称】電子計算機システムにおける障害回復方法およびジャーナル取得方法

【目的】障害発生後の回復処理を再開されたサ-ビスと並行して行うことにより、サ-ビス停止時間の短縮を図りシステムのアベイラビリティを向上させる。

【構成】メモリアクセス保護機構部12はロック管理テーブルを持ち、ファイルアクセス制御部14は障害回復対象部位と当該部位を回復するのに必要なジャーナルの外部記憶装置17の媒体上の格納位置を対応付けて管理するインデクステーブルを持つ。データ処理装置10に障害が発生した場合、メモリアクセス保護機構部12により、メモリ内の障害回復対象部位へのアクセスをロックし、データ処理装置10のサービスを再開し、その後当該回復対象部位にアクセスが発生した時に障害回復処理部13がファイルアクセス制御部14のインデクステーブルを参照して当該部位の回復を行う。これにより、再開されたサービスと障害回復処理を並行して行うことが可能である。

特開平5-265828

【発明の名称】バッチ処理プログラムのジャーナル採取装置

【目的】 装置の障害・停電等の障害時のデータファイルの回復処理を容易にするために、プログラムの改修をすることなくジャーナルを採取することができるバッチ処理プログラムのジャーナル採取装置を得る。

【構成】 バッチ処理プログラム2とこれとは別個に設けたジャーナル採取プログラム1とを同時に起動し、ジャーナル採取対象データファイル4に対しては、ジャーナル採取プログラム1がジャーナル3の採取後に入出力処理を行い、ジャーナル採取対象外データファイル5に対しては、バッチ処理プログラム2が入出力処理や各種の計算等の処理を行うようにしたものである。

特開平5-2517

【発明の名称】データベースジヤーナル制御システム

【目的】データベースジャーナルレコードを書込むジャーナルファイルの切替えを必ず行えるようにして、長時間にわたるデータベースシステムの運用を安全なものとする。

【構成】予め設定されたジャーナルファイル#1に対してジャーナルレコード出力手段3による書込み中、オーバフローが検出されると、ジャーナルファイル自動スワップ手段4にて他のジャーナルファイル#2に切替える。また、コンソール14からのコマンドにより強制的切替え指示があれば、ジャーナルファイル強制スワップ手段6にて強制的に切替える。切替え直前の書込み中ファイル#1はジャーナルファイル退避手段5により、磁気テープ装置15へセーブされ、そのファイル#1は解放される。

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