特開平6-222971

【発明の名称】電子計算機システムにおける障害回復方法およびジャーナル取得方法

【目的】障害発生後の回復処理を再開されたサ-ビスと並行して行うことにより、サ-ビス停止時間の短縮を図りシステムのアベイラビリティを向上させる。

【構成】メモリアクセス保護機構部12はロック管理テーブルを持ち、ファイルアクセス制御部14は障害回復対象部位と当該部位を回復するのに必要なジャーナルの外部記憶装置17の媒体上の格納位置を対応付けて管理するインデクステーブルを持つ。データ処理装置10に障害が発生した場合、メモリアクセス保護機構部12により、メモリ内の障害回復対象部位へのアクセスをロックし、データ処理装置10のサービスを再開し、その後当該回復対象部位にアクセスが発生した時に障害回復処理部13がファイルアクセス制御部14のインデクステーブルを参照して当該部位の回復を行う。これにより、再開されたサービスと障害回復処理を並行して行うことが可能である。