特開平10-40150

【発明の名称】大量並列DB更新処理におけるジャーナルによらない復旧方法

【課題】媒体障害発生時の復旧時間の短縮を達成するとともに、ジャーナルを使用せず、資源の節約、高速化及び信頼性を向上することを可能としたデータベース媒体障害復旧方法の提供。

【解決手段】データベースの更新処理において、入力ファイル1と更新先データベース3との間に中間ファイル2を配置し、更新先データベース3が複数レンジに分割され、このレンジに一意的に対応するように中間ファイル2も複数レンジに分割され、障害発生時に、全レンジを保存データベースで置き換えることなく、障害発生レンジだけを保存媒体より処理開始前の状態に戻し、処理を再実行することによりデータベースを復旧する。

特開平9-62552

【発明の名称】ジャーナル情報の選択的反映方法

【課題】 ジャーナルを選択して反映することによりデータの復旧に要する時間を短縮したジャーナル情報の選択的反映方法を提供する。

【解決手段】 データの復旧が開始すると、ジャーナル管理制御装置3は不揮発性2次記憶装置4のジャーナル15を時系列順に読み込み、このジャーナルのデータ復旧特性情報のうちのデータ更新値保証レベルが「レベル値2以上」のデータ更新情報をデータベース2上のデータに対して時系列に反映する。

特開平8-95981

【発明の名称】ジャーナル処理方式

【目的】本発明の目的は、複数日分のジャーナルデータ記録ファイルに記録されるジャーナルデータの検索において、頻繁に検索するジャーナルデータを効率よく検索する、またジャーナルデータを長期間少ないファイル容量で保存できるようにすることにある。

【構成】ジャーナルデータ検索時、日付毎、あるいはジャーナルデータ毎に検索回数をテーブルに設定し、予め設定しておいた基準期間が経過した時点でその検索回数が予め設定しておいた基準回数未満であった場合、当該ジャーナルデータを削除する。

【効果】ジャーナル取得後、全く検索しないジャーナルデータがあった場合でも、ある期間経過後自動的にジャーナルデータの削除を行うことができるので、ジャーナルファイルを長期間少ないファイル容量で保存することができ、頻繁に検索するジャーナルデータを効率よく検索できる。

特開平7-271877

【発明の名称】電子ジャーナル装置

【目的】本発明は、ログジャーナルデータの中から必要なジャーナルデータを短時間で検索可能な電子ジャーナル装置を提供する。

【構成】各ジャーナル情報に検索情報を付加しジャーナルログファイルを形成する手段と、ジャーナル情報と検索情報とを別個に電子的にログする手段と、ジャーナルログファイルのうちから所望のジャーナル情報を検索するために、検索情報を入力する手段と、入力された検索情報に基づいて、該当ジャーナルログファイルを検索する手段と、検索されたジャーナルログファイル中のジャーナル情報を出力する手段とを具備しており、これにより、電子ジャーナル情報の検索時間を短縮できる。